松阪市議会 > 2019-10-03 >
10月03日-03号

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  1. 松阪市議会 2019-10-03
    10月03日-03号


    取得元: 松阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    松阪市 令和 1年  9月 定例会(第4回)議事日程第3号 令和元年10月3日 午前10時開議 日程第1 議案第82号 平成30年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第83号 平成30年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分について      議案第84号 平成30年度松阪市水道事業決算の認定について      議案第85号 平成30年度松阪市公共下水道事業決算の認定について      議案第86号 平成30年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定について 日程第2 議案第88号 令和元年度松阪市一般会計補正予算(第3号) 日程第3 議案第89号 令和元年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第4 議案第90号 松阪市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について 日程第5 議案第92号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について 日程第6 議案第93号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備について 日程第7 議案第91号 松阪市都市計画法に基づく開発行為の許可等の基準に関する条例の制定について 日程第8 議案第94号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第9 議案第101号 財産の取得について(松阪市総合運動公園用地) 日程第10 議案第102号 市道路線の認定について 日程第11 議案第103号 市道路線の廃止について 日程第12 議案第104号 市道路線の変更について 日程第13 議案第95号 松阪市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について 日程第14 議案第96号 松阪市印鑑条例の一部改正について 日程第15 議案第97号 松阪市水道給水条例の一部改正について 日程第16 議案第98号 松阪市と多気町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について 日程第17 議案第99号 松阪市と明和町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について 日程第18 議案第100号 松阪市と大台町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について 日程第19 議案第105号 監査委員の選任について 日程第20 発議第7号 松阪市議会委員会条例の一部改正について本日の会議に付した事件 議事日程と同じ出席議員(28名)    1番  橘 大介君      2番  中村 誠君    3番  松本一孝君      4番  赤塚かおり君    5番  谷口 聖君      6番  殿村峰代君    7番  市野幸男君      8番  田中正浩君    9番  栗谷建一郎君    10番  楠谷さゆり君   11番  西口真理君     12番  米倉芳周君   13番  深田 龍君     14番  沖 和哉君   15番  松岡恒雄君     16番  坂口秀夫君   17番  植松泰之君     18番  堀端 脩君   19番  野呂一男君     20番  中村良子君   21番  山本芳敬君     22番  山本 節君   23番  大平 勇君     24番  濱口高志君   25番  海住恒幸君     26番  中島清晴君   27番  久松倫生君     28番  西村友志君欠席議員(0名)議場出席説明者 市長          竹上真人君   副市長         山路 茂君 副市長         永作友寛君   総務部長        三宅義則君 企画振興部長      家城斉和君   危機管理特命理事    鈴木政博君 防災担当参事      舩木精二君   地域振興担当理事    野呂隆生君 税務担当理事      松名瀬弘己君  環境生活部長      村林 篤君 清掃行政担当理事    谷口昌由君   健康福祉部長      小山 誠君 福祉事務所長      片岡 始君   こども局長       薗部 功君 産業文化部長      内山次生君   農林水産担当理事    竹岡和也君 建設部長        長野 功君   教育長         中田雅喜君 教育委員会事務局長   青木俊夫君   上下水道事業管理者   西川昌宏君 市民病院事務部長    武田裕樹君   消防団事務局長     武田一晃君 監査委員        西村和浩君   会計管理者       久世 徹君事務局出席職員 事務局長        白藤哲央    次長          刀根 薫 議事担当主幹      北河 享    総務担当主幹      池田博紀 調査係長        北川信助    兼務書記        梶間正也 兼務書記        橋本尚由-----------------------------------                         午前10時0分開議 ○議長(大平勇君) おはようございます。これより本会議を開きます。 本日の議事は、議事日程第3号により進めることにいたします。 △日程第1 議案第82号 平成30年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第83号 平成30年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分について 議案第84号 平成30年度松阪市水道事業決算の認定について 議案第85号 平成30年度松阪市公共下水道事業決算の認定について 議案第86号 平成30年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定について ○議長(大平勇君) 日程第1 議案第82号から議案第86号までの議案5件を一括議題とし、決算調査特別委員長の報告を求めます。     〔28番 西村友志君登壇〕 ◆28番(西村友志君) おはようございます。それでは、決算調査特別委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 9月10日、議案第82号から議案第86号までの議案5件を審査するため、松阪市議会決算調査特別委員会運営要領に基づき、当特別委員会に、総務企画分科会環境福祉分科会文教経済分科会建設水道分科会の4分科会を設置いたしました。 また、9月17日の本会議において当特別委員会に付託されました議案5件については、運営要領の規定により、それぞれの分科会に分担送付し、18日に総務企画分科会、20日に環境福祉分科会、24日に文教経済分科会、25日に建設水道分科会を開催し、審査を行いました。 10月1日に当特別委員会を開催し、各分科会長から分科会長報告を行いました。 続いて、各議案について、討論、採決に入りました。 まず、議案第82号平成30年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、討論に入り、委員より「平成30年度決算にはエアコン設置、国保税の引き下げ、健全な財政運営など評価すべきところはあるが、個人番号カード交付事業では証明書のコンビニ交付率は低く、個人情報の漏えいの懸念があり、個人情報の民間企業による利活用や、将来福祉削減に使われかねない個人番号カード交付事業の推進には賛成できない。また、自衛隊への紙媒体による名簿提出は、若者を戦場に送る危険につながるので賛成できない。よって、本決算に反対する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第83号平成30年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでありますが、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第84号平成30年度松阪市水道事業決算の認定についてでありますが、討論に入り、委員より「受水費引き下げについて監査委員意見書に記載の提起は大変評価されるものであるが、本決算の契約水量など基本的な仕組みと負担増については変わっていないので、議案第84号に反対する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第85号平成30年度松阪市公共下水道事業決算の認定についてでありますが、採決の結果、挙手全員、認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第86号平成30年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定についてでありますが、採決の結果、挙手全員、認定すべきものと決定いたしました。 以上、決算調査特別委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の報告を終わります。     〔28番 西村友志君降壇〕 ○議長(大平勇君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。 これより、議案順に議員間討議、討論、採決を行います。なお、議案第82号から議案第86号までの議員間討議の通告はございませんので、あらかじめ御報告いたします。 初めに、議案第82号平成30年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許可します。9番 栗谷建一郎議員。     〔9番 栗谷建一郎君登壇〕 ◆9番(栗谷建一郎君) 日本共産党を代表して、松阪市平成30年度決算に対して反対の討論を行います。 平成30年度決算には、エアコン設置、国保税の引き下げ、健全な財政運営など評価すべきところがありますが、マイナンバーカード事業では証明書のコンビニ交付率は低く、個人情報の漏えいの危険があり、個人情報の民間企業による利活用や、将来福祉削減に使われかねないマイナンバーカード事業の推進には賛成できません。 また、紙媒体による自衛隊への名簿提出は、歴代の防衛大臣見解でも自治体に強制できないとしており、約6割の自治体が紙媒体やメールでは提出していません。安倍総理も、名簿提出のために憲法を改正しなければならないと言っています。現行憲法のもとで法的義務や強制がないことは明白です。安保法制下で若者を戦場に送る危険にもつながる紙媒体による名簿提出は賛成できません。 よって、平成30年度決算には反対します。     〔9番 栗谷建一郎君降壇〕 ○議長(大平勇君) 次いで、16番 坂口秀夫議員。     〔16番 坂口秀夫君登壇〕 ◆16番(坂口秀夫君) 議案第82号平成30年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について、真政クラブを代表いたしまして賛成の討論を行います。 まず、決算の状況につきまして、平成30年度一般会計の決算額は、歳出ベースで前年度より59億6509万円増の670億4535万円と、過去最高額となっております。実質収支は23億2217万円、実質単年度収支は5億649万円の黒字となっております。 一方、財政調整基金の年度末残高は、前年度末に比べ2億1234万円減の98億5895万円、市債残高は、前年度末に比べ18億6932万円増の476億8323万円となっております。 このことについては、合併特例事業債の発行期限が迫る中において、平成29年度からの3カ年を集中投資期間として、懸案の大規模事業や施設緊急整備事業等に取り組んだことによるものであり、財源として借り入れた合併特例事業債は短期償還を行っております。 この影響は財政指標にもあらわれており、経常収支比率は前年度より1.5ポイント増の90.6%、公債費負担比率は1.7ポイント増の12.6%と、前年度数値よりも悪化しています。短期償還により公債費が増加したことによるものですが、経常一般財源である市税や交付税などの伸びもあり、一定程度におさまっており、また短期償還期間が過ぎれば財政指標の改善も見込まれるものと思われます。 合併特例事業債の償還金については普通交付税措置をされることから、普通交付税財政調整基金を活用した短期償還という手法により、大規模な投資による長期にわたる公債費負担の軽減を図ったものと理解いたします。 決算状況に見られるように、懸案事項の大型プロジェクトなど投資すべきところには投資し、着実に政策を推進されております。 施策としましては、幼稚園、小中学校の空調設備の設置や小中学校のトイレ改修、鎌田中学校校舎改築事業北部学校給食センター建設事業など学校教育施設の整備促進、環境改善に取り組まれました。 市長の一番の公約でもあります子育て一番宣言にあっては、健康センターはるるにおいて、土曜日、日曜日に子育てセミナー等を開設、また嬉野保健センター内に2カ所目となる子育て世代包括支援センターを開設し、松阪版ネウボラをさらに充実されました。 また、病児・病後児保育事業では、1施設を増設し2施設とし、さらにそれらの施設に一時預かり施設を併設し、一時的に育児が困難な保護者の負担軽減も図られております。 さらには、福祉医療費について現物給付の導入、こども医療費の対象年齢を18歳まで拡大することを検討し、その方向を示されました。 待機児童の解消に向けては、春日保育園園舎移転改築に着手、私立認可保育園の施設整備に支援を行い、保育定員の拡大に努められました。 高齢者施策では、認知症初期集中支援チーム松阪地域在宅医療・介護拠点を設置、地域密着型特別養護老人ホームの建設支援など、高齢者が安心して暮らせる施策を展開、また旧松阪公民館を改修し、地域福祉の拠点として新福祉会館を整備されました。 働く場所をふやすという点では、県外からの企業立地、市内工場の増設について、5件の工場立地協定が締結され、雇用拡大が図られ、また市長みずからの積極的な働きかけにより南三重地域就労対策協議会を設立されました。この地域で生まれ育った若者がこの地域で就職できるよう、今後の取り組みに期待をするところであります。 農業経営では、経営初期段階青年就農者に対する助成や、認定農業者や地域の農業組織等の支援等により、地域農業の活性化、経営改善に取り組まれました。 観光については、まちなかに点在する観光資源の魅力をつなぎ、松阪市の歴史・文化の魅力を発信する豪商のまち松阪観光交流センターを整備、まち歩きの拠点が完成いたしました。また、松浦武四郎生誕200年、北海道命名150年の節目の年として三重県や北海道などと協働のもと、さまざまな記念事業を展開し、松浦武四郎の偉業を全国に発信することができました。 スポーツの推進におきましては、令和2年度のフルマラソンの開催に向け具体的な協議検討を行うとともに、三重とこわか国体三重とこわか大会に向け計画的に準備が進められております。 総合運動公園では、県内初となる公共のスケートパークの整備が進められ、初心者から上級者まで楽しめる施設で、県内外から多くの利用者が見込まれるとともに、世界を目指すアスリートの出現も期待されるところでございます。 防災の取り組みでは、一般木造住宅の耐震診断・補強事業への支援等に加え、危険ブロック塀等の除却費用に対する補助を行い、震災時における安全確保に努めるとともに、防災行政無線の整備が継続的に行われました。 市民のための市役所として、諸証明書のコンビニ交付を初め、窓口サービスの利便性の向上が図られております。 そして、平成30年度における一般会計歳入の1つに雑入として収入されております地区集会所建設補助金過年度分返還収入等がございます。このことにつきましては、住民監査請求に係る勧告を受けて講じた措置として、交付の決定の一部を取り消すとともに返還を命じられたことによるもので、毅然とした措置を決定された結果であります。この地区集会所建設事業補助金に関しましては、市議会におきまして100条委員会が設置され、補助金交付事務に関する調査が行われました。そして、平成31年3月25日に特別委員長から調査報告が行われ終了いたしました。調査報告書においては、補助金要綱等に基づき交付されており、市としての手続上は問題や落ち度はないが、審査、検査等の細部に至る確認のチェック体制に不備があった。そして、市に対し補助金交付手続窓口対応等の改善、交付要綱の改正を求めたところでございます。 次に、特別会計の競輪事業におきましては、包括業務委託により経費削減や事業の効率化が図られるとともに、ミッドナイト競輪の導入などにより安定的な事業運営となっており、平成27年度から連続して一般会計への繰り出しが行われているところでございます。 そして、次に国民健康保険事業ですが、国民健康保険制度改革により、安定した国民健康保険の事業運営を確保するため、県が財政の主体となる県一元化の初年度であり、国民健康保険にとって大きな変革の年度でありました。人口減少や後期高齢者医療制度への移行などにより、被保険者数は減少傾向にある中、主に国民健康保険事業費納付金を賄うために保険税率を積算した結果、大幅な保険税率の引き下げが可能となり、被保険者の負担軽減が図られました。 また、国民健康保険支払準備基金の年度末残高は17億7700万円余りとなりましたが、今後の被保険者数の減少に伴う税収減や事業費納付金の増嵩に伴う保険税率の引き上げを回避するためには必要不可欠であると考えます。実質収支額は約3億5514万円であり、県一元化においても安定的で健全な国保の運営がなされたものと認識いたします。 以上、述べてきましたように、平成30年度の当初予算における基本的な考え方に示された諸施策は着実に推進されてきていることが、本決算において確認されたところでございます。 冒頭、一般会計決算状況について分析・評価しましたように、大型事業の実施による大規模な財政規模となりましたが、景気動向等による市民税の増額及び収納率の向上、そして合併特例事業債の短期償還の手法を見据えての財政調整基金の残高を見る限り、健全な財政運営が行われているものと評価するものであります。 以上、賛成討論といたします。     〔16番 坂口秀夫君降壇〕 ○議長(大平勇君) 続きまして、4番 赤塚かおり議員。     〔4番 赤塚かおり君登壇〕 ◆4番(赤塚かおり君) 議案第82号平成30年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について、しなと会を代表し、賛成討論をいたします。 平成30年度は、総合計画の折り返しの年として、2年間の成果や課題を踏まえ、それまでの取り組みを継続するだけではなく、この間にできなかったこと、修正すべきことを含めて、限られた財源の中、優先順位を考え取り組んでいこうと宣言され、取り組まれた年でした。 財政におけるこの1年間の概況は、合併算定替の影響から縮減措置率が70%になる中で、潤沢な財政調整基金を活用した短期償還の加算分の効果もあり、地方交付税調定額ベースで約4億5000万円増加し、さらに市民税については個人、法人双方が地域経済の回復から平成29年課税分を高水準で保ちながら、これまでにない税収額を実現しています。 そのような財政状況を形づくりつつ、年間総合予算を通じた選択と集中による効率的、効果的な政策の実現を目指し進めたのが平成30年度の予算であり、多くの事業がおおむね当初の事業方針どおりに進められましたが、一方で本決算の審査において、幾つかの事業で指摘しておかねばならない課題が見つかったことから、それらの指摘も含めて申し上げたいと思います。 まず、公共施設マネジメント推進事業です。約700施設ある市内の公共施設を、将来に向けて全て建てかえ、更新していくことは、財政から見ても到底実現できるものではないという深刻な試算結果のもと、いかにして市民サービスを維持しつつ施設を統廃合していくかを最大の課題として立ち上げたのが公共施設マネジメントでした。 総合計画では、平成37年度、つまり令和7年度までに公共施設の延べ床面積を20%削減するという目標を掲げ、段階的な目標として、まずは平成31年度までにそれを8%削減するとしていました。ところが、平成30年度末の実績は1.92%にとどまっています。目標値と現実とのこのような乖離は、年1万2000平方メートル削減しなければ実現することのできない当初の目標設定自体に無理があり、そのことから生じてしまったことであるとの答弁がありました。今後は、維持管理経費も含めたトータルコストを主眼に修繕計画を新たにつくっていくとし、総合計画そのものの見直しにも言及されました。ぜひ実行していただきたい点であります。 また、地域マネジメント推進事業ですが、ここには住民自治の推進、つまり住民協議会自治会連合会、公民館等の組織的整理を目指すという大きな課題があります。しかし、平成30年度が終了してもなお結論が出ていません。地域に対する予算を一本化して交付すること自体は、それほど困難なことではないと思われますが、しかし受け皿としての組織を一本化し、有機的に機能させるような組織をつくることは、それぞれの地域性もあることから、困難が伴うことです。だからこそ、地域に対する執行部からの積極的な提案が求められているのですが、十分になされているとは言えません。早期解決に向け、執行部のさらなるリーダーシップの発揮を期待するところであります。 危険ブロック塀等除却事業については、76件の申請があったということで、比較的多くの市民の方々に周知されたのだと評価いたします。しかし、いわゆる狭隘地域からの申請がなかったことは大きな懸念材料です。引き続き、防災面からの啓発をお願いしたいと思います。 次に、子育て環境の充実についてですが、松阪版ネウボラの拠点施設として健康センターはるるに次いで嬉野保健センター子育て世代包括支援センターを設置、子育てアプリまつプリにて子育てや地域情報を配信、子育てと就労の両立支援として、病児・病後児保育事業を1カ所から2カ所に増設、産後ケアや育児ストレス解消のためにも役立つ一時預かり事業も実施するなど、大いに評価はできますが、松阪版ネウボラの周知や満足度は十分ではありません。子育て満足度を向上させ、子育て一番松阪市となるためにも、引き続きの事業推進をお願いいたします。 全国的に問題となっております待機児童対策として、私立保育園の移転改築に伴う施設整備支援を行い、1園で40人の定員をふやしました。また、保育園入園時の入園基準を明確化、点数化することで公平性を高めました。保育士を目指す学生への奨学金貸付制度など、保育士確保にも努めていますが、この10月から幼児教育無償化が実施されることにより、保育の需要がますます高まります。待機児童の増加や保育士不足によって、保育の質の低下が起きないように、より一層努めていただきたいと思います。 地域福祉の充実については、新社会福祉会館耐震補強工事の実施、休日夜間診療所では麻疹など感染拡大を防止する特別診察室を整備、高齢者福祉においては、救急医療キットの配布や認知症初期集中支援チームを設置するなど、高齢者やその御家族が安心して暮らせる体制を整えました。今後、高齢化、過疎化、単身化などの進行が大きな課題となってきますが、市民福祉の維持発展に尽くしていただきたいと思います。 平成30年度は、松浦武四郎の生誕200年、北海道命名から150年を迎える中で、さまざまなイベントの開催も相まって、例年にない観光客が武四郎記念館を訪れました。また、今年度から旧長谷川治郎兵衛家の活用が始まる中で、昨年度のうちに観光交流センターの発足とその周囲に点在する文化財の活用をにらんだ一体的な委託が決まりました。 観光と文化がしっかりとタッグを組み、この2つを両輪として、それぞれを同時に進めていくことが大事なんだという執行部の言葉にもあったように、担当部署にとらわれず、課をまたぎ横断的に取り組んだ成果の1つだと受けとめています。 また、企業誘致についても5件の誘致に成功し、雇用の増加が図られるなど経済面での成果も大きいと言えます。 一方で、事業評価システムを稼働させた今、事業に対するニーズ調査の不十分さや事業の進捗管理の怠りなどが執行部の答弁から散見されたことは、大きな課題であると指摘せざるを得ません。部局長の実行宣言の中の市長の挨拶でも、難局を乗り越えるためにPDCAサイクルによる改善を繰り返すと示しているにもかかわらず、PDCAのCであるチェックを怠り、正当なチェックができない状態にあることは大きな問題であり、将来的にこの事業評価システムを確立するためにも、早急に改善していただくことを強く要望いたします。 市政のPDCAサイクルによる事務事業の見える化を今後もさらに進め、誰のため、何のためという視点を忘れず、市民誰もが住んでよかった松阪市と思っていただけることを強く要望いたします。 以上、幾つかの課題は指摘できるものの、おおむね適切な予算執行がなされ、次年度につながる決算内容であったと評価できることから、議案第82号平成30年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の賛成討論といたします。     〔4番 赤塚かおり君降壇〕 ○議長(大平勇君) 以上で通告による討論は終わりました。他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第82号平成30年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(大平勇君) ありがとうございました。挙手多数であります。よって、議案第82号平成30年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定については、認定されました。 次に、議案第83号平成30年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分について、討論、採決を行います。 議案第83号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第83号平成30年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてに対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(大平勇君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第83号平成30年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分については、原案どおり可決されました。 次に、議案第84号平成30年度松阪市水道事業決算の認定について、討論、採決を行います。 議案第84号について、討論はありませんか。 ◆27番(久松倫生君) 自席から失礼いたします。本水道会計ですけれども、委員長報告にありましたとおり、受水費引き下げにかかわる意見書、あるいは行動については評価させていただきますけれども、その根本にあります契約水量及び受水費に関する市民負担、高い水道料金という点では改善が見られておりません。構造的な問題を指摘し、反対といたします。 ○議長(大平勇君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第84号平成30年度松阪市水道事業決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕
    ○議長(大平勇君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第84号平成30年度松阪市水道事業決算の認定については、認定されました。 次に、議案第85号平成30年度松阪市公共下水道事業決算の認定について、討論、採決を行います。 議案第85号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第85号平成30年度松阪市公共下水道事業決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(大平勇君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第85号平成30年度松阪市公共下水道事業決算の認定については、認定されました。 次に、議案第86号平成30年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定について、討論、採決を行います。 議案第86号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第86号平成30年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(大平勇君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第86号平成30年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定については、認定されました。 △日程第2 議案第88号 令和元年度松阪市一般会計補正予算(第3号) ○議長(大平勇君) 日程第2 議案第88号令和元年度松阪市一般会計補正予算第3号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第88号令和元年度松阪市一般会計補正予算第3号について、御説明申し上げます。 一般会計補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正予算では、補助の交付決定に伴う事業費の追加や、財源の組み替え、早急に対応を要する施設修繕に伴う事業費などを追加及び新規計上し、さきの台風第3号、6号及び10号に係る災害復旧費、債務の負担を行うため必要な予算の追加等を計上させていただくもので、今回の歳入歳出予算の補正は1億4378万1000円を追加し、歳入歳出総額を739億3723万4000円とさせていただくものでございます。 第2条の債務負担行為の補正、第3条の地方債の補正につきましては、それぞれの関係個表で御説明申し上げますので、4ページをお願いいたします。 第2表の債務負担行為補正の追加は、障がい者計画等策定業務に係る契約等2件の追加で、今年度中に契約を締結し、完了には令和2年度までの期間が必要なものにつきまして、債務負担行為の期間及び限度額を記載のとおり定めさせていただくものでございます。 5ページをお願いいたします。第3表地方債補正の変更は、三重県多気郡多気町松阪市学校組合分担金で国の補助事業の交付決定による限度額の変更で、内訳は記載のとおりでございます。 次に、歳入でございますが、10ページ、11ページをお願いいたします。第16款国庫支出金、第17款県支出金、及び12ページ、13ページの第23款市債などにつきましては、新たに交付が決定されたものや、事業実施に伴う特定財源を計上しております。 10ページ、11ページに戻っていただきまして、第19款第1項寄附金、第1目総務費寄附金1267万7000円の追加は、指定寄附金15件分でございます。第2目商工費寄附金6276万3000円の追加は、ふるさと応援寄附金としてお寄せいただきました寄附金2296件分でございます。商工費寄附金の内訳といたしましては、説明欄に記載のとおり、ふるさと応援基金に2270件分6011万7000円を、市民活動振興基金に26件分264万6000円をそれぞれ積み立てるものでございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。第21款第1項第1目繰越金735万4000円の減額は、財源調整によるものでございます。 第22款諸収入、第5項第1目雑入、第3節民生費雑入4497万8000円の新規計上は、介護給付費負担金などの精算による過年度返還金でございます。 次に、歳出ですが、14ページ、15ページをお願いいたします。第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の説明欄1、文書管理事業費9000円の追加は、後納郵便料金支払遅延延滞金でございます。2指定寄附基金積立金1267万7000円の追加は、市に寄せられた指定寄附金15件に係る積立金でございます。 第10目地域づくり連携費の説明欄1、移住支援補助金102万円の新規計上は、東京23区から松阪市内の空き家バンク対象地域内の中小企業等に就職、居住した場合、移住に必要な費用を国、県、市の分担で支援するものでございます。 第13目防災対策費の1防災行政無線整備事業費440万円の追加は、ふぐあいが生じている屋外拡声子局エリア改善のための電波伝搬調査等を行うものでございます。 16ページ、17ページをお願いいたします。第3項第1目戸籍住民基本台帳費の1個人番号カード交付事業費166万1000円の追加は、マイナンバーカード取得促進に関する国の方針により、取り組み体制を強化するものでございます。 18ページ、19ページをお願いいたします。第3款民生費、第1項社会福祉費、第2目障がい者福祉費の説明欄1、(1)障がい者計画等策定事業費404万5000円の新規計上は、障害者基本法、その他法に基づく障がい者計画、障がい福祉計画、障がい児福祉計画の作成に当たり、アンケート調査等基礎調査を実施し、それを踏まえた計画策定を債務負担行為設定し、2カ年で実施することによるものです。 少し飛びますが、24ページ、25ページをお願いいたします。第4款衛生費、第2項清掃費、第4目ごみ処理施設建設費の1新最終処分場施設整備事業費3845万円の減は、地元4自治会との協議状況を踏まえてスケジュール調整を行ったところ、用地測量業務委託等について年度内では標準工期が確保できないことから、債務負担行為を設定し、2カ年で実施することによるものでございます。 26ページ、27ページをお願いいたします。第5款労働費、第1項第1目労働諸費の1南三重地域若者地元定着推進事業費535万円の新規計上は、地方創生推進交付金の交付決定を受け、松阪市以南の南三重地域6市10町の枠組みで高校生等の地元定着を目指すため、地元企業とのマッチング支援サイトを構築するなどの就労支援を実施するものでございます。 28ページ、29ページをお願いいたします。第6款農林水産業費、第1項農業費、第8目農地費の1県営ため池等整備計画事業費500万円の新規計上は、県補助金交付決定によるもので、ため池ハザードマップ作成を行うものでございます。 32ページ、33ページをお願いいたします。第7款商工費、第1項商工費、第4目観光費の1リバーサイド茶倉施設整備事業費430万1000円の新規計上は、道の駅茶倉駅1階レストラン空調設備修繕に係るものでございます。 第6目ブランド推進費の1ふるさと応援基金積立金6011万7000円の追加は、ふるさと応援寄附金2270件に係る積立金でございます。2市民活動振興基金積立金264万6000円の追加は、ふるさと応援寄附金26件に係る積立金でございます。 34ページをお願いいたします。第8款土木費、第2項道路橋りょう費、第4目橋りょう新設改良費は、事業内容の変更に伴う財源組み替えでございます。 36ページ、37ページをお願いいたします。第5項都市計画費、第4目公園管理費の1都市公園維持管理事業費2549万6000円の追加は、主に総合運動公園芝生広場排水路工事を実施するものでございます。 第6目建築開発費の2不良空家等除却促進補助金300万円の追加は、当初予定していた以上に申請をいただいたため、交付件数を増加させたことによるものでございます。 次に、第10款教育費のうち第4項幼稚園費以外につきましては、後ほど教育長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 42ページ、43ページをお願いいたします。第10款教育費、第4項幼稚園費、第1目幼稚園管理費の1幼稚園施設整備事業費986万7000円の追加は、本年4月からの3歳児保育開始に伴い、入園児数が著しく増加したことによるトイレ不足に対応するためのものでございます。 44ページ、45ページをお願いいたします。第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費、第2目林業施設災害復旧費1920万円の追加は、林道30路線45カ所の土砂撤去などに係る重機借上料及び林業施設災害復旧工事でございます。 以上、第10款教育費のうち教育委員会が所管する部分を除く説明とさせていただきます。 なお、46ページ以降の補正予算給与費明細書等につきましては、説明を省略させていただきますので、御了承いただきますようお願い申し上げます。その他事業の補正内容につきましては、お手元にお配りしております補正予算説明資料のとおりでございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕     〔教育長 中田雅喜君登壇〕 ◎教育長(中田雅喜君) それでは、引き続きまして、第10款のうち第4項幼稚園費を除く教育費につきまして、御説明申し上げます。 一般会計補正予算書38ページ、39ページをお願いいたします。第10款教育費は、補正前の額が97億7796万1000円で、今回2732万8000円の追加をお願いするものでございます。それでは、内容を御説明申し上げます。 第1項教育総務費、第3目教育指導費の説明欄1、学力向上推進事業費54万円の追加は、国の指定を受け、道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業を三重県教育委員会から委託されたことに伴い、当該事業の実施に必要な諸経費でございます。 40ページ、41ページをお願いいたします。第3項中学校費、第1目学校管理費の1三重県多気郡多気町松阪市学校組合分担金1692万1000円の追加は、国の補助事業の交付決定等によるものでございます。 以上、簡単でございますが、第10款のうち第4項幼稚園費を除く教育費の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔教育長 中田雅喜君降壇〕 △日程第3 議案第89号 令和元年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(大平勇君) 日程第3 議案第89号令和元年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第89号令和元年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。特別会計補正予算書の1ページをお願いいたします。 今回の補正予算は、主に国県支出金等の過年度精算に伴い、歳入歳出予算にそれぞれ3億9393万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ188億4013万7000円とさせていただくものでございます。 8ページ、9ページをお願いいたします。歳入でございますが、第4款第1項支払基金交付金、第1目介護給付費交付金の説明欄1、過年度分1689万8000円の追加は、精算に伴う交付額の追加でございます。 第7款繰入金、第1項一般会計繰入金、第4目低所得者保険料軽減繰入金の1低所得者保険料軽減負担金過年度分9000円の新規計上は、負担金精算に伴うものでございます。 第8款第1項第1目繰越金3億7703万2000円の追加は、今回の補正予算に係る財源調整によるものでございます。 次に、歳出でございますが、10ページ、11ページをお願いいたします。第4款第1項基金積立金、第1目介護保険給付費支払準備基金積立金1690万7000円の追加は、支払基金交付金等追加交付分を基金に積み立てるものでございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。第6款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第1目第1号被保険者保険料還付金136万6000円の追加は、前年度還付金の未請求による未払い額でございます。 第2目償還金3億7566万6000円の追加は、国、県、支払基金、一般会計からの交付金等の過年度分精算返還金でございます。 以上、介護保険事業特別会計補正予算第2号の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 △日程第4 議案第90号 松阪市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について 日程第5 議案第92号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について 日程第6 議案第93号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備について ○議長(大平勇君) 日程第4 議案第90号松阪市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、日程第5 議案第92号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について、日程第6 議案第93号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備について、以上、議案3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔総務部長 三宅義則君登壇〕 ◎総務部長(三宅義則君) ただいま上程されました議案3件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第90号松阪市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてでございます。議案書の1ページをお願いいたします。あわせまして、本日お配りいたしました政策等の説明資料の1ページもお願いいたします。 地方公務員の臨時・非常勤職員については、多様化する行政需要に対応するため、各地方公共団体で増加しております。このような中、臨時・非常勤職員の適正な任用、勤務条件を確保することが求められていることから、地方公務員法及び地方自治法の一部が改正され、令和2年4月1日から施行されます。 改正前の地方公務員法では、一般職の非常勤職員の任用等に関する制度が不明確であったことから、新たな一般職の非常勤職員に関する任用制度として、会計年度任用職員に関する規定が整備されました。 その主な内容としましては、会計年度任用職員は、一会計年度を超えない範囲内で置かれる非常勤の職であること、勤務形態がフルタイムとパートタイムの2つの類型に区分されること、競争試験または選考による採用とすること、採用は全て条件つきとし、その期間は原則一月とすること、服務・懲戒は、正規職員と同様の扱いとすることなどでございます。また地方自治法の改正の中で、会計年度任用職員には期末手当を支給することができることなどが定められました。 本市におきましても、この会計年度任用職員制度の導入に当たり、従来の松阪市非常勤職員の取り扱いに関する条例にかわり、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する事項を定める必要があるため、新たな条例を制定するものでございます。 条例の内容でございますが、第1条は、この条例の趣旨について定めるものでございます。第2条は、用語の定義でございます。第3条は給与の口座振替について、第4条は給与からの控除について定めるものでございます。第5条は、報酬の額について定めるものでございます。 2ページをお願いいたします。第6条は期末手当について定めるもので、6月と12月にそれぞれ0.5カ月、年1カ月相当の期末手当を支給しようとするものでございます。 3ページをお願いいたします。第7条は、特に必要と認める会計年度任用職員の給与について定めるものでございます。第8条は、通勤に係る費用弁償について定めるものでございます。第9条は公務のための旅行に係る費用弁償について、第10条は給与の減額について、第11条は給与及び費用弁償の支給について定めるものでございます。第12条は、その他必要事項の委任について定めるものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案第92号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございます。議案書の6ページをお願いいたします。 本議案につきましては、地方公務員法及び地方自治法の一部が改正され、会計年度任用職員制度が導入されたこと等に伴い、関係する13本の条例の一部改正及び3本の条例の廃止を1議案として提案させていただくものでございます。 主な内容でございますが、第1条が松阪市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正で、この後の松阪市職員の給与に関する条例の改正に伴い規定を整理するものでございます。 第2条が松阪市職員の分限に関する条例の一部改正で、会計年度任用職員に係る休職の期間を、任期の範囲内において任命権者が定めることとするものでございます。 第3条が松阪市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正で、会計年度任用職員の報酬に係る減給の効果を定めるものでございます。 第4条が松阪市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正で、フルタイムの会計年度任用職員の給与その他勤務の状況を公表対象に加えるものでございます。 7ページをお願いいたします。第5条が松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正で、会計年度任用職員の勤務時間等については、その職務の性質等を考慮して、任命権者が定めることとするものでございます。 第6条が松阪市職員の育児休業等に関する条例の一部改正で、会計年度任用職員について、育児休業をしている職員に係る勤勉手当の支給及び育児休業をした職員に係る職務復帰後における号給の調整の対象としないこととするもの、また、部分休業する会計年度任用職員についての報酬の減額に関する規定を定めるものでございます。 第7条が松阪市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正で、地方公務員法の規定が改正されることに伴い、規定の整理を行うものでございます。 第8条が松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正で、地方自治法の規定が改正されたことに伴い、規定の整理を行うもの、また、法改正に伴い、特別職非常勤職員である公民館長が一般職の会計年度任用職員に移行することから、別表から削除するものでございます。 第9条が松阪市職員の給与に関する条例の一部改正で、条例における職員の定義についての規定等を整備するものでございます。 8ページをお願いいたします。第10条が松阪市現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正で、現業職員である臨時的任用職員及び会計年度任用職員の給与に関する規定を整備するものでございます。 9ページをお願いいたします。第11条が松阪市職員の旅費に関する条例の一部改正で、松阪市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定に伴い、本条例の規定を整理するものでございます。 第12条が松阪市職員退職手当支給条例の一部改正で、一定の要件を満たす会計年度任用職員について、常勤職員とみなして退職手当を支給するものでございますが、パートタイムの会計年度任用職員については、これを除くものとして、本条例の規定を整理するものでございます。 10ページをお願いいたします。第13条が松阪市上下水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正で、上下水道企業職員である臨時的任用職員及び会計年度任用職員の給与に関する規定を整備するものでございます。 第14条が松阪市非常勤職員の取扱いに関する条例、松阪市語学指導等を行う外国青年の給与及び旅費に関する条例、及び松阪市国際交流活動等を行う外国青年の給与及び旅費に関する条例の廃止で、それぞれの条例において対象としている職員が、会計年度任用職員制度の導入に伴い、会計年度任用職員へ移行することにより、各条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案第93号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備についてでございます。議案書の11ページをお願いいたします。 成年後見制度の利用の促進に関する法律に基づく措置として、成年被後見人及び被保佐人の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう、成年被後見人等に係る欠格条項その他の権利の制限に係る措置の適正化等を図るため、令和元年6月14日に成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、約180の法律が一括して改正されました。 この法改正を受けて、市の条例において、成年被後見人等を欠格としている条項を削るもの、成年被後見人等を一律に欠格として規定するものから個別に適正な能力があるかを判断する個別審査規定に改めるもの、または引用している法律の条項ずれなどに対応するものなど、9条例を一括して改正しようとするものでございます。 主な内容でございますが、第1条が松阪市非常勤職員の取扱いに関する条例の一部改正で、地方公務員法の一部改正を踏まえ、非常勤職員の欠格条項から成年被後見人等を削除するものでございます。 第2条で松阪市職員の分限に関する条例、第3条で松阪市職員の給与に関する条例、第4条で松阪市職員退職手当支給条例の一部改正を行っておりますが、いずれも地方公務員法の一部改正に伴う所要の改正で、号の削除、号ずれへの対応などを行うものでございます。以下、所要の改正とは、同様の対応と御理解いただきますようお願い申し上げます。 12ページをお願いいたします。第5条が松阪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正で、児童福祉法の一部改正に伴う所要の改正を行うものでございます。 第6条が松阪市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正で、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正に伴う所要の改正を行うものでございます。 第7条が松阪市消防団条例の一部改正で、地方公務員法の一部改正を踏まえ、団員の欠格条項から成年被後見人等を削除するものでございます。 第8条が松阪市上下水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正で、地方公務員法の一部改正に伴う所要の改正を行うものでございます。 第9条が松阪市公共下水道条例の一部改正で、排水設備等の工事業者に係る欠格条項から成年被後見人等を削除し、個別審査規定を置くものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和元年12月14日から施行するものでございます。 以上、議案3件の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔総務部長 三宅義則君降壇〕 ○議長(大平勇君) 暫時休憩をいたします。午前11時5分、本会議に再開いたします。                         午前10時58分休憩                         午前11時5分開議 ○議長(大平勇君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △日程第7 議案第91号 松阪市都市計画法に基づく開発行為の許可等の基準に関する条例の制定について 日程第8 議案第94号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第9 議案第101号 財産の取得について(松阪市総合運動公園用地) 日程第10 議案第102号 市道路線の認定について 日程第11 議案第103号 市道路線の廃止について 日程第12 議案第104号 市道路線の変更について ○議長(大平勇君) 日程第7 議案第91号松阪市都市計画法に基づく開発行為の許可等の基準に関する条例の制定について、日程第8 議案第94号松阪市手数料条例の一部改正について、日程第9 議案第101号財産の取得について(松阪市総合運動公園用地)、日程第10 議案第102号市道路線の認定について、日程第11 議案第103号市道路線の廃止について、日程第12 議案第104号市道路線の変更について、以上、議案6件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔建設部長 長野 功君登壇〕 ◎建設部長(長野功君) ただいま上程されました議案6件について、提案理由の御説明を申し上げます。 まず初めに、議案第91号松阪市都市計画法に基づく開発行為の許可等の基準に関する条例の制定について、御説明を申し上げます。議案書の4ページ、5ページを、あわせて政策等の説明資料の2ページをお願いいたします。 本議案につきましては、現在、三重県知事の権限に属する事務となっております都市計画法及び三重県宅地開発事業の基準に関する条例に基づく開発行為の許可等の事務を、本市が権限移譲を受け、令和2年4月1日から松阪市長が許認可権者となる予定で進めていることに伴うもので、既に三重県は、令和元年三重県議会定例会9月定例月会議に、三重県の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する議案を上程しております。 本議案は、開発行為の許可等の事務の権限移譲に伴いまして、現在、本市には三重県が定める都市計画法第34条第11号の規定に基づく指定区域があり、権限移譲後もこの指定区域を継続していくために、三重県が定めている都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例のうち、都市計画法第34条第11号の規定に係る事項について、本市が条例で定める必要があることから、松阪市都市計画法に基づく開発行為の許可等の基準に関する条例を制定するものでございます。 それでは、議案書に基づき本条例の概要を御説明いたします。 第1条では、条例の趣旨を定めております。 第2条では、都市計画法第33条第4項の規定により、都市計画法第34条第11号に掲げる開発行為を行う場合の開発区域内において予定される建築物の敷地面積の最低限度を定めており、その面積を200平方メートルとしております。 第3条では、都市計画法第34条第11号の規定により指定する土地の区域、指定の変更または解除等について定めております。 第4条では、都市計画法第34条第11号の規定により、環境の保全上支障があると認められる予定建築物等の用途を定めており、その用途は、自己の居住の用に供する一戸建て専用住宅以外の用途としております。 第5条では、本条例の施行に関し必要な事項を規則で定めることとしております。 なお、各条の基準については、現在、三重県が定めている基準と同様としております。 附則といたしまして、施行期日は、令和2年4月1日から施行するものとしております。 経過措置は、この条例の施行の日前に、三重県知事が都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例第3条第1項の規定により指定した本市の区域については、この条例第3条第1項の規定により指定した区域とみなすとしております。 以上、議案第91号の提案説明とさせていただきます。 続きまして、議案第94号松阪市手数料条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。議案書の13ページから18ページを、あわせて政策等の説明資料の3ページをお願いいたします。 本議案につきましては、令和元年5月17日に公布されました建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律(令和元年法律第4号)の6カ月以内に施行される部分について、新たに誘導措置に関する項目が追加されるためでございます。 あわせて、議案第91号でも御説明申し上げましたが、開発行為の許可等の事務について、本市が権限移譲を受けるに当たり、それらの事務の手数料を新たに追加するために松阪市手数料条例を一部改正するものでございます。 なお、追加する手数料の額につきましては、三重県及び県内他市と同額としております。 それでは、議案書に基づき概要を御説明させていただきます。 建築主は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律第29条により、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定申請を行う際、今回の法改正により複数棟による認定申請も可能になったため、申請手数料を棟ごとに徴収できるよう、別表第6の文言の追加・修正を行うものでございます。 次に、第2条第1項中、別表第6を別表第8に改め、別表第6の次に別表第7及び別表第8の2表を加えております。 別表第7は、都市計画法に係る手数料一覧で、その1の表の第1号から第9号までの手数料を徴収する事務の欄に記載された事務ごとに、手数料の額の欄に記載の金額としております。第1号、第2号、第6号及び第7号の手数料の額は、それぞれその2からその5に定める金額としております。 別表第8は、三重県宅地開発事業の基準に関する条例に係る手数料一覧で、その1の表の第1号から第3号までの手数料を徴収する事務の欄に記載された事務ごとに、手数料の額の欄に記載の金額としております。 附則といたしまして、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律(令和元年法律第4号)に規定する施行の日から施行するものとします。ただし、第2条の改正規定及び別表第7と別表第8の2表を加える改正規定は、令和2年4月1日から施行するものとしております。 以上、議案第94号の提案説明とさせていただきます。 続きまして、議案第101号財産の取得について、提案理由の御説明を申し上げます。議案書の43ページをお願いいたします。 本議案につきましては、松阪市財産条例第2条に規定する予定価格2000万円以上の不動産の買い入れとなるため、議会の議決に付すべき財産の取得に該当いたしますことから、提案させていただくものでございます。 現在整備を進めております松阪市総合運動公園建設事業に係ります事業用地を、松阪市土地開発公社から取得しようとするものであります。 今回取得しようとする土地の所在は、松阪市山添町字牛場1002番地外3筆で、お手元の議案書44ページの資料の図面に示している網かけ部分の土地でございます。この地積は、7852.41平方メートルでございます。現在保有しております松阪市土地開発公社から、契約の金額6194万4644円で随意契約により取得しようとするものでございます。 以上、議案第101号の説明とさせていただきます。 続きまして、市道路線にかかわります議案第102号、議案第103号、議案第104号の議案3件について、提案理由の御説明を申し上げます。 それでは、議案第102号市道路線の認定について御説明を申し上げます。議案書45ページ、46ページを、あわせて別紙参考資料の資料1から資料6をお願いいたします。 道路法第8条第1項の規定に基づき、市道路線を新たに認定しようとするもので、同条第2項の規定に基づき、提案させていただくものでございます。 新たに認定しようとする路線は、郷津里中1号線外17路線、記載のとおりでございます。路線の位置につきましては、参考資料の資料1から資料6で対象路線の位置を示させていただいているとおりでございます。新たに認定しようとする路線は、各資料の右下の凡例のとおり、青色の矢印で記載しております。認定する理由は、開発行為により建設された道路及び道路改良事業計画にあわせて認定しようとするものでございます。 続きまして、議案第103号市道路線の廃止について御説明を申し上げます。議案書の47ページを、あわせて参考資料の資料1と資料3をお願いいたします。 道路法第10条第1項の規定に基づき、路線を廃止しようとするもので、同条第3項において準用する第8条第2項の規定に基づき提案を行うものでございます。 廃止する路線は、西方寺裏通り線と、七元3号線の2路線でございます。路線の位置につきましては、添付参考資料資料1と資料3で示させていただいているとおりでございます。廃止しようとする路線は、右下の凡例のとおり、オレンジ色の矢印で記載しております。廃止する理由といたしましては、市道としての機能を有しなくなったことにより廃止しようとするものでございます。 続きまして、議案第104号市道路線の変更(訂正前 廃止)について御説明を申し上げます。議案書の48ページを、あわせて参考資料の資料1をお願いいたします。 道路法第10条第2項の規定に基づき、市道路線を変更しようとするもので、同条第3項において準用する第8条第2項の規定に基づき提案させていただくものでございます。 変更しようとする路線は、上池田道1号線と、上池田道2号線の2路線でございます。変更しようとする路線は、添付参考資料資料1で示させていただいているとおりでございます。右下の凡例のとおり、旧認定路線が黒色の矢印で、変更後の路線を赤色の矢印で記載しております。変更の理由といたしましては、開発行為により建設された道路を組み入れるものでございます。 以上、議案6件に係る提案説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 済みません。先ほど、議案第104号のところで、市道路線の「廃止」と申しましたが、市道路線の「変更」でございますので、謹んでおわび申し上げます。訂正のほど、よろしくお願いします。     〔建設部長 長野 功君降壇〕 △日程第13 議案第95号 松阪市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第13 議案第95号松阪市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔福祉事務所長 片岡 始君登壇〕 ◎福祉事務所長(片岡始君) ただいま上程されました議案第95号松阪市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。議案書の19ページをお願いいたします。 本議案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律が令和元年6月7日に公布されたことに伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。 改正の主な内容につきまして御説明申し上げます。 今回の改正は、災害その他政令で定めるやむを得ない理由により、災害援護資金の貸し付けを受けたものが支払い期日に償還金を支払うことが著しく困難になったと認められるときは、施行令において規定されていた支払い猶予が可能であることを法により明確化にされたこと。 新たに、償還金の支払い猶予や償還免除の判断をするに当たり、収入や資産の状況について必要がある場合は、本人や保証人、官公署に報告を求めることができることが追加されたことに伴い、条例の規定を整備させていただき、加えて、法改正並びに政令から引用している条項ずれを改めさせていただくものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものとしております。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔福祉事務所長 片岡 始君降壇〕 △日程第14 議案第96号 松阪市印鑑条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第14 議案第96号松阪市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔環境生活部長 村林 篤君登壇〕 ◎環境生活部長(村林篤君) ただいま上程されました議案第96号松阪市印鑑条例の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。議案書の20ページをお願いいたします。 本議案は、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令の公布を受け、印鑑登録証明書事務処理要領の一部が改正されたことに伴い、印鑑登録証明書に旧氏併記をできるようにし、あわせて性同一性障害など性的少数者への配慮として、男女の別を記載しない取り扱いとするため、条例の一部改正を行うものでございます。 主な改正内容は、第5条に旧氏を追加、第6条及び第12条に旧氏の追加と男女の別を削除、第15条に旧氏を追加させていただくものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和元年11月5日から施行するとしております。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔環境生活部長 村林 篤君降壇〕 △日程第15 議案第97号 松阪市水道給水条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第15 議案第97号松阪市水道給水条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔上下水道事業管理者 西川昌宏君登壇〕 ◎上下水道事業管理者(西川昌宏君) ただいま上程されました議案第97号松阪市水道給水条例の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。議案書の21ページをお願いいたします。 本議案は、水道法の一部改正によりまして、指定給水装置工事事業者の指定について5年ごとの更新制が導入されたことから、本条例の第29条第1項の手数料において、新規の場合1件につき1万4000円及び更新の場合1件につき7000円の手数料を加える改正を行うものでございます。 なお、附則といたしまして、本条例は公布の日から施行するものとさせていただきます。 以上、議案第97号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔上下水道事業管理者 西川昌宏君降壇〕 △日程第16 議案第98号 松阪市と多気町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について 日程第17 議案第99号 松阪市と明和町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について 日程第18 議案第100号 松阪市と大台町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について ○議長(大平勇君) 日程第16 議案第98号松阪市と多気町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について、日程第17 議案第99号松阪市と明和町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について、日程第18 議案第100号松阪市と大台町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について、以上、議案3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔企画振興部長 家城斉和君登壇〕 ◎企画振興部長(家城斉和君) ただいま上程されました議案3件につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。 議案第98号から議案第100号までの多気郡3町、それぞれの町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書についてでございますが、この地域における定住自立圏構想につきましては、中心市と周辺町が人口定住のために必要な生活機能を確保するために役割分担をしながら連携していく定住自立圏の形成に向け、平成23年10月11日に本市が中心市宣言を表明し、多気郡3町、多気町・明和町・大台町との協議を進め、平成27年3月27日に松阪市と多気郡の3町と1対1で協定を締結しております。議案書22ページから28ページ、政策等の説明資料は、4ページをお願いいたします。 議案第98号松阪市と多気町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書についてですが、今回、2つの連携項目の追加に伴い、協定書の一部変更をさせていただこうとするもの、またそれにあわせ現在の協定書は連携内容が詳細まで記載されており、県から柔軟性に欠けるとの助言をいただいたことから、表記の修正もあわせて行おうとするものでございます。 それでは、議案書24ページ、あわせて本日お配りしました新旧対照表の1、2ページをお願いいたします。 別表第1生活機能の強化に係る政策分野につきましては、旧1の(2)を新1の(1)へ統合しております。 次に新旧対照表3、4ページをお願いいたします。旧1の(4)は、新2の(2)へ統合しております。 議案書26ページ、新旧対照表は8ページをお願いします。別表第2結びつきやネットワークの強化に係る政策分野につきましては、新たな政策分野として地域公共交通を1とし、新たな連携項目(1)地域公共交通網の連携を追加しております。 次に、新旧対照表9ページをお願いいたします。新3となりました地域内外の住民との交流・移住促進へ、新たな連携項目として、移住・関係人口の増加を(2)として追加しております。 さらに、今回の協定書の変更に当たり、全体を通して今後柔軟な対応ができるように、連携項目の名称及び取り組みについて、表記の修正、項目番号の整理も行っております。 なお、地域公共交通網の連携と移住・関係人口の増加の2項目の追加につきましては、松阪地域定住自立圏共生ビジョン懇談会から意見をいただき、各町との調整の結果、今後新たな取り組みを行うこととなりましたことから、追加を行うものでございます。 以上が議案第98号松阪市と多気町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書についての提案説明でございます。 次に、議案書29ページからの議案第99号松阪市と明和町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書について、議案書36ページからの議案第100号松阪市と大台町との松阪地域定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定書については、先ほど議案第98号で御説明いたしました内容と同様でございますので、説明は省略させていただきます。 なお、この定住自立圏形成協定の一部を変更する協定書の締結につきましては、本市と多気町、明和町、大台町それぞれの議会でこの協定案の議決をいただいた後に、それぞれ協定の締結を行う運びとなります。 以上、議案3件の御説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。     〔企画振興部長 家城斉和君降壇〕 △日程第19 議案第105号 監査委員の選任について ○議長(大平勇君) 日程第19 議案第105号監査委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 竹上真人君登壇〕 ◎市長(竹上真人君) ただいま上程されました議案第105号監査委員の選任について、提案理由を説明させていただきます。本日配付いたしました人事案件の議案書をごらんください。 議会の議員から選出する監査委員をお務めいただいておりました沖和哉議員から、このたび、本日をもって辞職する旨の申し出がございましたので、後任として米倉芳周議員をお願いしようとするものでございます。 米倉芳周議員の経歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございます。本市の監査委員として適任と考え提案しますので、よろしくお願い申し上げます。     〔市長 竹上真人君降壇〕 ○議長(大平勇君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第105号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、議案第105号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論、採決を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第105号監査委員の選任について、同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大平勇君) ありがとうございます。起立全員であります。よって、議案第105号監査委員の選任については、同意することに決しました。 監査委員に選任されました米倉芳周議員から御挨拶がありますので、よろしくお願いします。     〔12番 米倉芳周君登壇〕 ◆12番(米倉芳周君) このたび、私米倉芳周を監査委員に御選任いただきまして、まことに感謝申し上げます。 これから議会議員の皆様の代表として業務に邁進するつもりでございますので、どうか御指導、御鞭撻、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)     〔12番 米倉芳周君降壇〕 △日程第20 発議第7号 松阪市議会委員会条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第20 発議第7号松阪市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。職員より朗読いたします。     〔職員朗読〕 ○議長(大平勇君) 提案理由の説明を求めます。 ◆26番(中島清晴君) 自席より失礼いたします。ただいま議題となりました発議第7号松阪市議会委員会条例の一部改正について、発議者を代表いたしまして提案の説明を申し上げます。 今回の委員会条例の一部改正につきましては、議会運営委員会委員の定数を8名から9名に変更するものでございます。 議会運営委員会委員の定数につきましては、昨年8月臨時会において9名から8名に、1名減らしたところでございますが、本年度も議会運営委員会委員の定数について議論をする機会がございました。議会運営の申し合わせ事項において、議会運営委員会委員は会派から選出することとしており、また当市議会の会派規約では、3名から会派をつくることとなっております。そういったことなどを考慮いたしますと、議会運営委員会委員の定数はやはり9名とするのが妥当ではないかとの意見が多数出たところでございます。これら意見をもとに、再度議会運営委員会で協議を行いました結果、9名に変更を行おうとするものでございます。 以上、よろしく御審議の上、皆様方の御賛同を賜りますようにお願いいたしまして、提案とさせていただきます。お願いいたします。 ○議長(大平勇君) ありがとうございました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第7号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、発議第7号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論、採決を行います。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。発議第7号を原案どおり決するに賛成に議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(大平勇君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、発議第7号松阪市議会委員会条例の一部改正については、原案どおり可決されました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。明10月4日から7日までの4日間を休会したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、明10月4日から7日までの4日間を休会することに決しました。 10月8日午前10時、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでございました。                         午前11時37分散会...